金属屋根材 改修工法

ICカバールーフ 780(大波スレート屋根改修用)

※ICカバールーフ780 断熱工法はこちら

ICカバールーフ 780 (大波スレート屋根改修用)

 下地の桟木が不要です。
 ICカバールーフは、既存大波スレート屋根のフックボルトを活用して固定する工法で、下地の桟木が不要です。

 トータルコストが削減できます。
 屋根材の働き幅が780と広いので、スピーディーに施工できます。桟木がいらないので材料費・施工費が抑えられます。

 軽くて丈夫、地震対策に有効です。
 桟木あり工法に比べ屋根にかかる負担が軽減でき、地震や耐風圧に有効で、完成後の維持費も削減できます。

 室内環境を維持したまま作業できます。
 今まで通りの使用状況を維持しながら施工でき、室内の養生も他の工法に比べ簡易です。

標準仕様

板 厚0.5mm、0.6mm
働き幅780mm
使用原板幅914mm
屋根勾配30/100以上
重 量0.5mm
3.77kg/m(4.83kg/㎡)
0.6mm 
4.49kg/m(5.76kg/㎡)
断熱材(オプション)ポリエチレンフォーム4mm
カルフォミクス8mm

断面図

断面図

施工手順

施工手順

ラジアル加工品

ラジアル加工品

 ICカバールーフ780に対応した「ラジアル加工品」は、大波スレート屋根改修の専用工法です。

 軒先の風雨の吹込み防止や棟・片棟などの雨仕舞がスピーディに施工でき、重厚で風格のある意匠効果が得られます。

ラジアル軒先の納め

ラジアル軒先の納め

ラジアル棟の納め

ラジアル棟の納め

事前調査

フックボルトの引抜き強度試験

1.既存大波スレート屋根の経過年数とフックボルトの劣化状況を確認します。

2.フックボルト(フックとネジ部)の引抜き強度試験を施工現場で行います。

3.測定部位は軒先、ケラバ、棟、さらに腐食の激しいフックボルトが対象です。

事前調査
事前調査

安全ネット

エステネット・100M

エステネット・100M

素材:ポリエステル
網糸太さ:1.9mmΦ
網目大きさ:100mm×100mm
網地サイズ:幅3.3m×長さ40m
      (132㎡)
重量:ロール巻き・約8kg

規格部品

規格部品
規格部品
規格部品
規格部品
規格部品
規格部品
規格部品
規格部品
規格部品
規格部品
規格部品
規格部品
規格部品
規格部品
規格部品
規格部品
規格部品
規格部品
規格部品
規格部品
規格部品

ICだんぶき・ICひらぶき カバー工法

カラーベスト改修

改修前

改修前

改修後

改修後
ダンビー190キャップ
レス工法

 「ICだんぶき・ICひらぶき カバー工法」は、既存のカラーベストをはがさずにリフレッシュする工法です。

 重量の軽いICだんぶき・ICひらぶきはカラーベストの上からカバーすることで加わる建物への負担を最小限にします。

 豊富な標準色をご用意していますので建物の外壁に合った色をお選びいただけます。

役物
既存屋根の役物撤去作業

既存屋根の役物撤去作業

粘着ゴムアス系防水材(タディスセルフ)

粘着ゴムアス系防水材(タディスセルフ)

専用の役物を使っての屋根葺き作業

専用の役物を使っての屋根葺き作業

軒先の納め

軒先の納め

軒先の納め


棟の納め

棟の納め

棟の納め


壁の取り合い

壁の取り合い

壁の取り合い


ICカバールーフ 520(大波スレート/小波スレート改修用)

ICカバールーフ 520 (大波スレート/小波スレート改修用)

「カバールーフ520」は大波スレートと小波スレートの両方に対応した嵌合式の屋根材です。施工方法は母屋上の既存スレートの谷部にタイトフレームを固定。本体の取り付けは軽く踏み込むだけです。

断面図

断面図
断面図

踏み込むだけでらくらく施工

カバールーフ520をタイトフレームの吊子中間部にかぶせ、足で軽く踏み込むだけで、らくらく施工できます。

断面図

標準仕様

板厚 0.5㎜、0.6㎜
働き幅 大波スレート 520㎜
小波スレート 508mm
使用原板幅 914mm
屋根勾配 3/100以上
重量 0.5㎜ 3.77㎏/m
(大波7.25㎏/㎡、小波7.42㎏/㎡)
0.6㎜ 4.49kg/m
(大波8.63kg/㎡、小波8.84kg/㎡)
断熱材(オプション) ポリエチレンフォーム
標準仕様
改修前

改修前

改修後

改修後

施工の流れ

タイトフレームの取り付け

タイトフレームの取り付け

本体の仮置き

本体の仮置き

本体の嵌合

本体の嵌合

規格部品

タイトフレーム

タイトフレーム

止面戸

止面戸

水上棟面戸

水上棟面戸

水切面戸

水切面戸

ケミカル面戸

ケミカル面戸

取合い金具

取合い金具

既設重ね折板改修(ルーフデッキ600、折板500改修)

既設重ね折板改修 (ルーフデッキ600、折板500改修)

葺替金具で既設屋根と同じ重ね折板を新設します。

規格部品

ふき葺Ⅱ型88タイプ(ルーフ600用)

ふき葺Ⅱ型88タイプ(ルーフ600用)

ふき葺Ⅱ型150タイプ(折板500用)

ふき葺Ⅱ型150タイプ(折板500用)


W面戸88タイプ(ルーフ600用)

W面戸88タイプ(ルーフ600用)

W面戸150タイプ(折板500用)

W面戸150タイプ(折板500用)

ダンボ

ダンボ

ICカバールーフ 455(瓦棒改修)

ICカバールーフ 455(瓦棒改修)

 既存の瓦棒を撤去せず、きれいな屋根に仕上がります。

 既存勾配に準じて施工でき、従来の瓦棒に比べて大幅な工期短縮が可能です。

 断熱材を使用し、断熱性を高めた改修が可能です。

※アーチ加工:対応できます(15mR以上)

Before

Before

After

After

断面図

断面図
使用板厚
0.4mm~0.5mm
コイル幅610mm
最短寸法1,000mm

納め図

納め図
納め図
納め図
納め図

付属部品

付属部品

ICキャップエース418・455(瓦棒屋根改修)

Cキャップエース418・455 (瓦棒屋根改修)

「キャップエース418・455」は既存の瓦棒屋根を撤去せずにリフレッシュするキャップ式・嵌合工法の屋根材です。418㎜・415㎜の両方の働きに対応、既存瓦棒屋根の状況に適した施工ができます。

標準仕様

名 称 キャップエース418 キャップエース455
成形パターン 縦リブ、横さざ波
板 厚 0.4mm0.5mm
働き幅 418mm 455mm
使用原板幅 本体 455mm、
キャップ 114mm
本体 493mm、
キャップ 114mm
アール加工 横さざ波 20m以上
屋根勾配 5/100以上
重 量 0.4mm 1.90kg/m(4.54kg/㎡) 0.4mm 2.026kg/m(4.45kg/㎡)
0.5mm 2.35kg/m(5.61kg/㎡) 0.5mm 2.504kg/m(5.50kg/㎡)
断熱材(オプション) ポリエチレンフォーム
標準色
t = 0.4
ジェットブラックKNC、ダークブラウンKKNC、セピアKNC、シルバーブラックKNC、モスグリーンKNC、JシルバーTNC 
標準色
t = 0.5
しんちゃNC、しろがねいろNC、はいいろNC、あおいろNC 

成型パターン

成型パターン


色サンプル

採寸箇所(キャップの高さ)

採寸箇所(キャップの高さ)
採寸箇所(キャップの高さ)

構成図

構成図
構成図

施工手順

タイトフレームの取付け

タイトフレームの取付け

 屋根下地が直接母屋に張られている場合

吊子付タイトフレームをそのまま取付けます。

タイトフレームの取付け

 屋根下地が垂木に張られている場合

①三晃式用ハットまたは12×13用ハットをタイトフレームのボルトに通します。
(写真は12×13用ハット)

タイトフレームの取付け

②ハットは垂木に固定するため十分な長さの木ビスで取付けます。

本体の施工

本体の施工

①本体の仮葺き

①本体の仮葺き

②本体と吊子の嵌合

②本体と吊子の嵌合

③固定した本体にキャップを嵌合

③固定した本体にキャップを嵌合

④桟鼻の取付け

④桟鼻の取付け

⑤完成

⑤完成


標準役物/工具  ※( )は418用

標準役物/工具
標準役物/工具
標準役物/工具
標準役物/工具
標準役物/工具
標準役物/工具
標準役物/工具
標準役物/工具
標準役物/工具
標準役物/工具
標準役物/工具
標準役物/工具
標準役物/工具
標準役物/工具
標準役物/工具
標準役物/工具
標準役物/工具

IC専用ビス

IC専用ビス
IC専用ビス
IC専用ビス
IC専用ビス

既設はぜ折板改修 (はぜ500改修)

既設はぜ折板改修 (はぜ500改修)

葺替用金具で既存屋根と同じはぜ折板を新設します。
断熱金具+グラスウールで断熱性を高めた改修も可能です。


既設はぜ折板改修 (はぜ500改修)
既設はぜ折板改修 (はぜ500改修)

規格部品

葺替用金具(H100)

葺替用金具(H100)

 断熱金具シングルB

断熱金具シングルB

はぜ用葺替面戸(H100)

はぜ用葺替面戸(H100)

葺替用金具(Z50)

葺替用金具(Z50)

 断熱金具(Z50)

断熱金具(Z50)

ワイルキャッチ工法

ワイルキャッチ工法

万能嵌合金具(MP-10)

ワイルキャッチ工法

ワイルキャッチ工法は万能嵌合金具(MP-10)が組込まれた「ベース金具」+「キャッチフレーム」で胴縁・母屋を組上げる嵌合フレーム工法です。

 施工が簡単
 施工はベース金具を既存の屋根・外壁に固定し、キャッチフレームをはめ込むだけで溶接は不要です。

 いろいろな改修に使えます
 折板、瓦棒屋根、小波スレート、金属サイディング、ALC/RCなど。 


屋根改修
外壁改修

ベース金具

ベース金具
ベース金具
ベース金具
ベース金具
ベース金具

※「小波スレート用」「フラット外壁用」は、ボルトで高さの調整ができます。
※ジョイント部材:土台ストッパー、中間ストッパー、中間継手も用意しています。

プラス

キャッチフレーム

キャッチフレーム
キャッチフレーム

 外壁改修に最適

ALC・RC・金属サイディング・小波スレートの外壁に最適です。
※ベース金具で約10mm調整できます。
※屋根用は溶接固定されています。

フラット外壁用・ベース金具

フラット外壁用・ベース金具

RC用アンカーに取付けた 万能嵌合金具(MP-10)

RC用アンカーに取付けた
万能嵌合金具(MP-10)

役物下地材
外壁改修に最適

 ベース金具の必要個数について

ベース金具(万能嵌合金具MP-10)の数量は当該建物にかかる風荷重および母屋または胴縁間隔から算出します。

風荷重の計算には所在地、建物高さ等情報が必要となります。詳しくは営業所までお問い合わせください。
母屋間隔、胴縁間隔は新設する屋根、外壁の強度に基づいて決定してください。

※新設する屋根材・外壁材および副資材等の長期荷重ならびに改修作業による荷重を加味し既存建物の構造上の
 耐久性をご検討ください。

※数量の算出にあたりましては、日本金属屋根協会ソフト「屋根を調べる」を利用しています。数量は参考値であり保
証値ではありません。

ベース金具の必要個数について

IC瓦棒改修

心木なし瓦棒改修
仙台加工工場

IC瓦棒改修

 「IC瓦棒改修」は既存の心木なし瓦棒屋根を撤去せずにリフォームできるカバー工法です。

 いままでの直線美を引き続き継承していけます。

標準仕様

本体 キャップ 通し吊子
板  厚 0.35mm~0.4mm
働き幅 455mm
使用原板幅 491mm 113mm 108mm
屋根勾配 5/100以上
重量(0.35) 2.11kg/m(4.62kg/㎡)
断熱材(オプション) ポリエチレンフォーム

断面形状

断面形状
断面形状
断面形状

構成図

構成図

 断面構成図

 断面構成図